ボンジョルノ~。
ブログの更新をさぼっているうちに、ミラノサローネ出発まで2週間を切ってしまいました・・・。
出展の準備はまだまだ残っていますが、ミラノサローネ展示用モデルの「の音concept」を今日完成させることが出来たので、一連の作業を振り返ってご紹介いたします。
2月8日の大雪の日に奈良の株式会社竹田木材工業所さんを訪問して、ミラノサローネ出展用に「の音concept」のキャビネットを竹集成材を使用できないかご相談させていただき、竹田社長さんにご快諾いただいて、キャビネット製作用の材料を特別に製造していただきました。
しかし、材料は1台分ぎりぎり・・・。
一発勝負での加工をSineserity craft wood work factoryの山口社長さんに無理を承知でお願いしたのですが、新品のダイヤビットを入手して、固くて加工の難しい竹集成材の生地加工を無事成し遂げてくださいました!流石です。
3月13日に届いた「の音concept」のキャビネットに、竹田社長さんに分けていただいたドイツの自然塗料(オスモカラー)を固めのハケで二度塗りし、塗装仕上げを行いました。塗装も失敗できないので、竹集成材にテスト塗りを行い感じをつかんだ後、気合を入れて大胆活慎重にハケを運びます。
塗りたては艶がありますが、マット仕上げの塗料なので、乾燥すると落ち着いた感じになりました。1日乾燥させて二度塗りし、1500番相当の研磨スポンジを軽くかけて仕上げました。
そして今日、ARUPaPa創業の日3月23日に、ふたばの虹書道教室の千葉素舟先生が「書」で書いてくださった、竹をテーマにした「の音」ロゴをキャビネット背面にレーザー刻印し、スピーカーユニットを組み付け完成しました。記念すべき「の音concept」は「の音」試作初号機から数えて30台目になります!
これで、ミラノサローネに展示する「の音」、「の音PRO」、「の音concept」の3台が無事完成いたしました!これも、ご協力くださったみなさんのおかげです。「の音concept」はミラノでまた多くの方とご縁が出来ることを願って、4月の5日に私自身がハンドキャリーで持って行きます。
現在音出ししながら、ブログ更新中(笑)。竹集成材キャビネット、なかなか良い感じに鳴ってます~
それでは、また次回・・・。
アリベデルチ!
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