2013年12月1日日曜日

電源のいらないスピーカー「の音(no oto)」の開発ストーリー その3

「別冊ステレオサウンド Digi Fi No.7」は早めに予約していたので、2冊購入することができたのですが、当時大人気で発売後、すぐに売り切れになってました。それだけ、反響が大きかったのですね。

特別付録のUSB DAC付デジタルパワーアンプは基板の状態のままで、ケースなどは付属していなかったので、1つは市販のアルミケースに穴加工して収め、もう1つはカステラの桐箱を加工してスピーカーユニットと基板を収めてアクティブスピーカーを自作。

ちなみに自作した「アルミケース」と「かすてらの箱スピーカー」は、デジファイ No.7特別付録使いこなしアイデアコンテストに入賞し、次号のDigi Fi No.8で紹介されたんですよ!



そんなこんなで、スピーカーの自作に凝りだしてしまったのですが、折角デジタルアンプがコンパクトなので、ノートパソコンと一緒にモバイルできる小さなスピーカーを自作にチャレンジしようと思い立ったのですが、まずコイズミ無線で売っている最も小さいフルレンジユニットAURASOUNDの1インチ「NSW1-205-8A」を買ってきて、このユニットに合うバスレフタイプのキャビネットをデザイン。

この時、自作し易いように9mmの板を積み重ねて接着するだけで、キャビネットとバスレフポートが形成されるカタチを考えました。この構造は後にデザインする「の音」へと引き継がれています。

そして、このキャビネットをカットする手段として、レーザー加工サービスを利用したのがきっかけで、この後レーザー加工機を導入することになろうとは・・・。

この続きは、また次回…。




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