2014年1月12日日曜日

ミラノサローネへの道02 ミラノサローネ出展者向け説明会に出席してきました!

みなさん、こんにちはARUPaPaです。
ボンジョルノ~。

1月10日(金)に主催者のNPO法人デザインアソシエーションさんで「TOKYO DESIGNERS WEEK in MILANO TOKYO IMAGINE」のデザイナーブース出展者向け説明会が行われたので、出席してきました。

地下2階のスタジオが会場だったのですが、24の出展者で複数名参加されているところもあり、50名くらいだったと思いますがギュウギュウ詰めの状態で休憩なしで約3時間、開催概要、ブース説明、出展物搬送、最後に助成金について説明及び随時質疑応答がありましたので、私の覚書としてブログに書いておきます。



【開催概要】※当日配布された出展施工マニュアルより抜粋

デザインアソシエーションは2005年、2007年の過去2回ミラノサローネで「TOKYO DESIGNERS WEEK in MILANO」を開催。今回は7年ぶりにミラノサローネに参加。

オリンピックの招致も決定し、世界から通目を集めた「TOKYO」
様々な価値が混在するコンテンポラリーな「TOKYO」をフラッグに
企業、デザイナーを中心に複合体としてデザイン・アート・ミュージックから、フード、
ビューティ、ライフスタイルまでTOKYOの今を伝えるエキシビションをミラノサローネで開催。
クリエイティブのオールジャパンとしての文化の輸出を目指します。

説明では今後、秋に神宮外苑で開催、春にミラノで開催と、恒例にするとの事でした。

名称:TOKYO DESIGNERS WEEK in MILANO”TOKYO IMAGINE”
会期:2014年4月7日(月)~4月13日(日)
   プレスプレビュー:4月7日 15:00から
   オープニングパーティ:4月7日18:00から(予定)
   開催時間 10:00~21:00(最終日20:00)

会場:建物名 Padiglione Visconti
住所:Via Tortona 58

実行委員長:喜多俊之
主催:NPO法人デザインアソシエーション

ミラノサローネはロー・フィエラ(見本市会場)で行われるインテリアの国際家具見本市(Salone Internazionale del Mobile)と市内各地で行われるデザインイベント、フォーリ・サローネの総称で、今回出展する場所はミラノ中心部にあるトルトーナ地区になります。

フォーリ・サローネで注目度の高い人気のエリア「Zona Tortona」では毎年企業やブランド、トップクリエイターの展示などが行われる刺激的なエリアで「Tortona Design Week」として、エリアでオーガナイザーされていて、2013年のトルトーナデザインウィークは13万人以上の来場者があったそうです。


大きな地図で見る

【デザイナーブースについて】

面積はW2000×D2000mmとW2000×D1000の2サイズで、「の音」はW2000×D1000の小さい方にしました。展示台は高さ300mm、600mm、900mm,1200mmから選択でき、出展費用に展示台とスポットライトが1灯含まれているとの事でした。

台の加工や照明の追加、電力の設置については、追加費用で対応いただけるようで、別途アンケートにより希望を伝えることになります。

幅が2mあるので、「の音」と「の音PRO」を2台~3台展示して、来場者のiPhoneで試聴できるようなレイアウトにできないか検討中です。展示台に衝立のような追加加工がしてもらえるか確認してみようと思います。

あと、個人の荷物などは保管する場所がないので、展示台の下に扉を付けて保管できるようにすると良いですよとのアドバイスもありました。展示物の盗難などもゼロではないので、心配ならワイヤーをつけるなどの対策も必要との事でした。

【出展物搬送について】

船便と航空便でスケジュールは違ってくるのですが、費用の安い船便だと1月15日までに「カルネ用データ作成」と「輸送申込申請」を行い1月23日までに倉庫に納品する必要があります。4月の展示会ですが、船便だと約2ヶ月前に展示物が完成していないと間に合わないので、費用の高い航空便での発送になってしまうということのようです。ちなみに航空便は3月10日からカルネ用データの受取となっています。

当初「の音」は手で運べるサイズだから、ハンドキャリーでも良いかなと軽く考えていたのですが、同じように自分で展示品を持っていきたいという方が質問すると、通関がとても面倒なので、経験がない方はあまりお勧めできないとのお話がありました。

そもそも「カルネ」って何ですかということなのですが、ATA条約-(物品の一時輸入の為の通関手帳に関する通関条約)に基づき、外国へ一時的に物品を持ち込む場合、入国時、税関での免税扱いの一時輸入通関が出来る通関手帳の事だそうです。

今回は主催者が指定するトナミ運輸さんに依頼する事で、一括してカルネの手続きをしていただけ、個人ではとても煩雑な手続きを省けるようです。

ここは、安全を見て「の音」と「の音PRO」を1台ずつ船便で送っておくことにしました。あと、渡航する際にバックアップ用に「の音PRO」1台を身の回り品として持って行こうかなと考えてますが大丈夫かな?

【公式媒体情報】

ウェブサイト、プレスリリース、公式パンフレットに掲載する公式媒体用情報を1月24日までに各フォームから記入。

日本語と英語での提出なので、作品コンセプトの英訳どうしよう・・・。

【J-LOP助成金に関して】

助成金の説明が最後にあったのですが、出展費を除く、造作費、渡航費、宿泊費、運搬費等の半額が助成されるます。ただし、条件が非常に厳格なので助成を受ける場合は助成のフローに則って行わなくてはならず手続きが大変そうでしたが、今回は個別に申請するのではなく、デザインアソシエーションさんが窓口になることで、渡航費、宿泊費に関しては助成がうけられそうな感じでした。航空券の手配やホテルの予約などをどうするかは、デザインアソシエーションさんからの連絡を待っている状態です。

そうそう、イタリア語のレッスン続いてますよ。毎日朝と寝る前の30分ずつくらい。レッスン20のうちレッスン3まできました。耳は慣れてきたのかオウム返しはできますが、男性と女性と単数と複数で微妙にかわる語尾がややこしいですね。あと、やたら巻き舌が多いです(笑)。

それでは、また次回…。
アリベデルチ!





0 件のコメント:

コメントを投稿