2014年5月26日月曜日

ミラノサローネへの道17 5日目 本会場と「最後の晩餐」の視察(前編)

みなさん、こんにちはARUPaPaです。
ボンジョルノ~

ミラノ滞在5日目の4月9日(水)はTOKYO IMAGINE2日目で、10:00開場~20:00閉場というスケジュールでした。

朝、TOKYO IMAGINEの展示会場に行き、展示台の掃除とパンフレットの追加をして、右隣に出展している藤木さんと「ミラノサローネ国際家具見本市」本会場の視察に行きました。藤木さんは単一素材から様々な素材感や現象を創出するマテリアライゼーションの研究を行っている方で、ジェネレイテッド3Dモデリングという手法で造形した形状を光造形で出力したものを出展している方です。

私もRhinocerosのプラグインGrasshopperを勉強中で、デジタルシボやデジタルエンボスのモデリングにコンピューテーショナルデザインを活用したいと考えているので、藤木さんとお知り合いになれたのもご縁かなと思いました。

藤木さんのWEBページ:Jun Fujiki's workshop


ロータリー交差点の白バイとポリツィア
モザイクタイルの広告

TOKYO IMAGINEの展示会場から一旦Porta Genova FS駅まで戻り、地下鉄グリーンラインでCadorna駅へ。カドルナ駅は初日に、マルペンサ空港からMALPENSA EXPRESSでたどり着いた駅で、切符を無くした苦い思い出のある駅です(笑)。ここで地下鉄レッドラインに乗り換えて、本会場のあるRho FIERA駅まで移動します。ホームも車内もラッシュの山手線並みの混雑で、蒸し暑さでクラクラしました・・・。多分、車両にエアコン付いて無いですね。来年視察される方は地下鉄に乗る前にペットボトルの水を買うのを忘れずに!

18分で終点のRho FIERA駅に到着。駅員さんはたくさんいましたが、改札はすべて開け放たれて、切符のチェックは行っていませんでした。改札の故障が多いので、渋滞を避けるためですね。日本では考えられない措置ですが、正解です!ブラボー(笑)

長い通路を通って、階段をあがるとミラノサローネの象徴的な風景が目に映りました。「あぁここがそうなんだぁ、ここにやっと来たぁ」と感慨深くなりました・・・。

RHO FIERA駅へ向かう地下鉄レッドライン
Rho FIERA駅のホームから改札へ向かう通路
改札を出て動く歩道のある長い通路を進みます
長い通路の先の階段を上がると、ポリゴンメッシュのガラス屋根が!

チケット売り場の前では円くて白い仮設テーブルの上で登録用紙に記入している人がたくさん居ました。登録用紙は楽しそうに世間話をしている青い制服を着たお姉さんが配っていて、登録用紙を貰って必要事項を記入してチケット購入の列に並び、1回入場券を購入しました。ちなみに当日購入の1入場回券は30ユーロと結構割高になってしまいます。オンラインで事前購入すると割安のようです。ミラノサローネチケット情報

チケットを購入したら、ゲートを通って正面の階段を上がり、ガラス屋根の下の一直線の通路を一番奥まで歩き、目的のサローネ・サテリテの会場へ向かったのですが、この通路が長い長い・・・。東京ビッグサイトの東棟の通路の3倍以上、余裕で1km以上あります。会場の広さは東京ビッグサイトの2.4個分という途方も無い広さです。こんな巨大な展示場を作るイタリア人は足腰が丈夫なんですね。会場で配っていたマップがまた見にくいのなんの(笑)

当日券購入の行列
当日購入した1回入場券(30ユーロ)
フィエラ会場マップ 右端中央が入り口、左下端がサローネ・サテリテ会場
展示場の中央にある直線通路(余裕で1km以上あります)
通路にあったマップ このマップはイメージしやすいですね
展示ホールは24番!まであります
階段を下りて15番ホールへ
15番ホールの奥がサローネ・サテリテ会場

途中で何度か場所を尋ねて、やっとの事でサローネ・サテリテ会場にたどり着きました!35歳以下の若手デザイナーが出展できるこの会場は展示ホールの外からだと無料で入場できるようになっているようで、本会場との間にはゲートがあります。サテリテ会場から本会場に入る(戻る)には入場券の再チェックがあります。

サテリテ会場に行くだけで疲れてしまいました。展示を見る前にすでに疲れてしまっているとか最悪です。とりあえず全体を見た後、軽く昼食を取って元気を取り戻してから、もう一度じっくり回ることにしました。


ちょっと長くなりそうなので、この回は前編・中編・後編の3回に分けて投稿します。サテリテ会場の写真は中編でご紹介いたしますのでお楽しみに。

それでは、この続きはまた次回・・・。
アリベデルチ!





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