2013年12月2日月曜日

電源のいらないスピーカー「の音(no oto)」の開発ストーリー その4

「別冊ステレオサウンド Digi Fi No.7」特別付録のUSB DAC付デジタルパワーアンプをノートPCと一緒にモバイルする時に邪魔にならないコンパクトなバスレフスピーカーのデザインが決まったので、木材を使った試作の前に、スタイロフォームでモックアップを作り、事前に音の確認をしました。

スタイロフォームは建築の断熱材として使用されているものですが、ヒートカッターで簡単に切断できるので、良くデザイン検討に使われている素材です。

型紙を使ってヒートカッターで切断すると、曲線なども比較的きれいに切り出すことができますし、面の肌を整えたいときは、サンドペーパーで軽くこすればOKです。

サイズはW120×D60×H63mmでPCバッグに入れて持ち運べなくもありません。

肝心な音のほうは、ユニットの性能が良いこともあってか、このサイズにしては申し分のないと判断できたので、木材を使った試作に進むことにしました。

ただ、バスレフポートの細いスリット部があるので、ルーターなどの刃物での加工には不向きで、結果、どうやらレーザー加工なら切り出せそうだと分かったので、ネットで木材をレーザー加工してくれる加工屋さんをさがし、見積もりをお願いしたのでした。

この続きは、また次回…。






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