2013年12月5日木曜日

電源のいらないスピーカー「の音(no oto)」の開発ストーリー その6

「別冊ステレオサウンド Digi Fi No.7」特別付録のUSB DAC付デジタルパワーアンプ用のコンパクトなバスレフスピーカーの試作材料がそろったので、組立作業に入ります。

AURA SOUNDNSW-205-8Aはリアマウント推奨ユニットなので、バッフル板(ユニット取り付け用に丸穴を開けた板)の裏側から取り付けます。※木目がきれいな方を表側にします。

ちなみに、取り付けネジは付属していないので、ホームセンターで取り付け穴に合ったサイズの木ネジとワッシャーを準備しました。


次に胴部の板を木工用ボンドで5枚貼り付け、重しなどでプレスをして木工用ボンドが乾くのを待ちます。30分くらいで動かなくなるので、バッフルと底を貼りつける前に、スピーカーケーブルを通す穴を開け、下の写真のように引っ張っても抜けないように結んでおきました。スピーカーケーブルを通した穴は木工用ボンドなどで、隙間を塞ぐと良いでしょう。キャビネット内のスピーカーケーブルは長すぎると邪魔だし、短すぎるとユニットの端子へ差し込むのが大変なので、程良い長さにしておきます。この時はファストン端子を圧着しておいて簡単に差し込めるようにしました。


スピーカーケーブルをユニットに接続したら、木工用ボンドで胴部とバッフル板を接着します。9mmの板だと、ユニットのフレームはほぼピッタリに収まりますが、エッジが2mmくらい飛び出すので、フタ用に加工してもらった3mmの丸穴付の板をテープで仮止めして作業しました。底板を貼るときにユニットを保護するのに役に立ちました。


だんだん、スピーカーらしくなってきましたよ。後はキャビネット内に「あるもの」を詰めて底板を貼ったら出来上がりです。

この続きは、また次回…。


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